町田市観光コンベンション協会のご紹介
設立の趣旨
観光及びコンベンションは、総合産業として経済波及効果が大きく、地域振興策の大きな柱として、位置づけられている。最近の傾向として、マスツーリズムの観光スタイルから、その地域の自然や歴史、産業、さらには人々の生活に触れながら、その地域の文化そのものを体験・実感する新たな旅のスタイル「ニューツーリズム」が注目されている。 国においても、平成19年度にニューツーリズムの推進が閣議決定され、平成20年10月には観光庁が設置され、観光立国へ向けた取り組みが本格化してきた。
町田市には、多摩丘陵の貴重な自然がおりなす里山や街並み、文化財、農業の営みなど、これまで観光の視点からは余り注目されなかった地域資源がある。町田市として、個性づくり、魅力づくり、賑わいづくりのために、これらの地域資源を観光という視点から有機的に連携させ、町田市固有のブランドとして発信していくことで、集客の拡大を図ることが不可欠と考えられる。
「自然・歴史・文化・産業を活用した心豊かな観光まちづくり」を目指し、新たな資源の掘り起こしと活用、既存観光資源の見直し並びに体系的な観光振興策の推進など、観光プログラムを展開する地域の担い手として、「町田市観光コンベンション協会」を設立するものである。(設立趣意書より要約)
設立の経緯
平成20年春、町田商工会議所に観光コンベンション協会設立の推進母体の要請が市よりあった。町田商工会議所会頭及び町田市長が呼び掛け人となり、市民団体、市内事業者等54名からなる設立発起人会(会長:町田商工会議所会頭 平本勝哉)が設置され、平成21年1月28日に第1回設立発起人会が開催された。2月には公募により、事務局長および次長が選ばれて設立準備が進められた。3月4日には第2回設立発起人会が開催され、定款はじめ役員などの検討が行われ、3月27日の設立総会を経て、4月1日登記に至る
町田市観光コンベンション協会(MTCB)の使命と役割
1.町田で楽しむ観光とは
1)賑わいと自然の町を楽しむ
町田市は都心から電車で40分ほどの近郊都市です。
小田急線とJR横浜線が交差する町田駅周辺は商圏200万人と言われる賑わいを見せる一大商業地域です。
一方で、北部には都内では貴重な里山が広がり、多くの谷戸が残っています。源流から湧き出る豊かな水は、貴重な動植物を育み、「自然の宝庫」となっています。また、市内の都市公園は緑の多いオアシスとなっています。
2)街道・史跡を訪ねる
大和朝廷の時代には防人が九州に向かった多摩(玉)の横山
鎌倉時代には、武士の通う鎌倉街道
江戸時代には、大山街道や家康御尊柩御成道
明治に入れば、八王子から横浜へつながる絹の道(浜街道)、そして、JRと小田急線の開通と、町田は街道・交流の町で古代からの史跡や寺社の多い町です。
→これらの組み合わせは、“町田ツーリズム”として、ユニークなものです。
2.MTCBの使命
1)町田市が市制施行した昭和33年の人口は6万人、現在は42万人、36万人は新住民です。
まず、自分の町を良く知っていただくことがMTCBの使命の一つです。都会の生活と自然、歴史を満喫できる町田でのライフスタイルを築く手助けをします。
2)住んで良い町には、自然と近隣の方も訪れるようになります。観光まちづくりを通じて、町田を訪れる方を増やし、交流が盛んな町にします。
3.MTCBは次のような役割をします。
1)見る、楽しむ宝を発掘し、磨き、情報として発信します。 町田をPRするためにHP、地図、チラシなど媒体発行や観光案内などをします。
2)ウォーキングや体験教室など、町田ならではのプログラムを企画し、多くの方に参加いただき、身近に楽しんでいただきます。
3)町田の宝や環境を守りつつ、景観整備、案内板やトイレ、駐車場の整備推進に努めます。
4)お土産や独自の商品開発をし、経済振興につなげます。
5)セミナーや各種講座を開設し、観光に関する人材ネットワークを築き、人材育成に努めます。 そして多くの方々や組織の結束点となり、市民による観光まちづくりの役割を果たします。ここで育った市民一人一人が担い手となり、町田を案内します。
6)コンベンションについては、既存のものに手を加え、町田の特性を活かしたコンベンション開催を活発化し、会議に合わせ、町田型プログラムを提供します。
→このような活動を通じて、町田市の発展に寄与していきます。
名称 | 一般社団法人 町田市観光コンベンション協会 英文名称:Machida City Tourism & Convention Bureau(MTCB) |
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設立年月日 | 平成21年4月1日 |
所在地 | ■「町田ツーリストギャラリー」(観光案内所) 〒194-0013 東京都町田市原町田4-10-20 ぽっぽ町田1階 TEL:042-850-9311/FAX:042-850-9312 ■協会事務所 〒194-0013 東京都町田市原町田4-10-20 ぽっぽ町田B1階 TEL:042-724-1951/FAX:042-724-1952 ■日本フットパス協会事務局 TEL:042-732-3056(住所は協会事務所と同じです) |
登録番号 | 東京都知事登録旅行業第3-6207号(第3種旅行業) 全日本旅行業協会正会員 |
URL | http://www.machida-guide.or.jp |
info@machida-guide.or.jp | |
代表者 | 会長:清水 行雄 副会長:山本 敏彦佐藤 通山口 昭 |
理事、監事及び顧問、相談役 | 役員一覧を閲覧するPDF(ファイル) |
協会スタッフ | 14人(うち、AL5人) |
協会ロゴ&ロゴマーク
協会ロゴ&ロゴマークが決定しました!
玉川大学、町田・デザイン専門学校から合計53点の応募があり、
10月15日に審査委員会(審査委員長 石原章吾画伯)を開催し、ロゴマーク、ロゴとも上位3点を選出しました。
そこから更に、「広報まちだ」を通じ、市民投票をしました結果、次の作品に決定いたしました。
応募の学生の皆様、指導いただいた先生方また審査、投票いただいた皆様に深く感謝申し上げます。
ロゴマーク
制作者:
町田・デザイン専門学校ビジュアルデザイン科
グラフィックコース 2年生
草薙 ユキ(20歳)
デザインの意図:
町田市の鳥カワセミが、市の花サルビアをくわえてきて、川や池で一休みしているという自然あふれる風景をイメージし、
町田に残る自然の貴重さを表しています。
ロゴ
制作者:
町田・デザイン専門学校ビジュアルデザイン科
グラフィックコース 2年生
水島 あゆみ(20歳)
デザインの意図:
末永く人々に愛される協会という理念から、子供から年配者まで親しめるような読みやすいデザインにしました。
古着のお店や美術館、デザインや美容の専門学校が多く、お洒落なイメージがあることから、書体に切れ目を入れ、
格好良く、かつ可愛く表現しています。
表彰は、H22年1月9日開催の「まちだ観光フォーラム」にて行いました。
※なお、本デザイン版権は当協会に属し、コピー、許可なき使用は禁止します。